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ただいま、造幣博物館で特別展が開催中!(PART 1)

 

 

 

ジュースでも買おうっかな….。

 

 

お財布をのぞくと、当たり前のように入っているコインたち。

 

 

 

 

では、このコインがどうやって作られているかご存知ですか?

 

と、問えば、

 

 

「いやいや〜、あれでしょ?造幣局で作っているんでしょ?」

 

「桜ノ宮に造幣局のとこで作ってるんでしょ〜。

それぐらいわかってるし〜。」

 

 

そんな声が聞こえてきそうですが、、、、

 

 

 

ある意味、正解。

 

ある意味、不正解。

 

 

 

どうやって作られているのか、なぜ桜ノ宮にあるのか、

造幣局とはなんぞや?貨幣とはなんぞや?と問われれば答えられる人は少ないはず。

 

 

そんなことをずばり教えてくれるミュージアムが、「造幣博物館」!!

天神橋筋からアクセスできるところにあります。

(最寄りは、地下鉄谷町線・南森町駅か、JR東西線・大阪天満宮駅が便利。)

 

 

 

 

昨日の、3/21(金・祝)から

「日本の記念貨幣発行50年記念展」

〜日本の記念貨幣は1964年「東京オリンピック記念貨幣」から始まった〜

 

 

が、スタートしたと聞き、春の青空のもとおでかけして参りました!

 

平成26年の今年、昭和39年日本初の記念貨幣である

〝東京オリンピック記念1000円記念貨幣・100円銀貨幣〟が発行されてから

50周年をむかえるとか。

それを記念して、日本で発行された記念貨幣がずらっと展示されるそうなんです!

 

 

 

今回は、見どころ満載なので特別編として2日にわけてご紹介!!

 

 

 

それではPART1スタート!!!

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とってもいい天気♬

 

 

 

さすが桜の名所、大阪・造幣局。

 

 

桜の通り抜けもいよいよですね!

 

 

伺った日が、休日だったので今日は北門からお邪魔しました。

門の詰め所で見学申し込みを告げ、バッジを頂いて中へ。

 

 

 

おぉ…桜がウォーミングアップを始めている…プクプク。

 

 

早咲きの桜が咲いています!!

 

 

準備体操中の桜の木々を横目に、通路を歩いて行くと、

何やら、重厚な造りの機械が….。

 

小学校の社会科見学を思い出して、テンションがあがる天神橋新聞。

 

 

 

 

 

到着。

 

 

 

こちらが、造幣博物館の正面です。

 

 

今日のお目当てはコチラ。

 

 

なんと、、、入場無料!!

 

 

ということで、さっそく入りますと、右手にかつての造幣局の規模を表した

模型がお目見え。

 

とーーーっても広い敷地面積だった様子。

敷地内には、鉄道が走るほどの大きさ!

貨幣を造るための施設、官舎なども含まれていまして、今では想像できないほどの規模

を誇っていたことを伺い知ることができます。

 

 

そして、正面には、当時、広い敷地で働く人々に時を告げていた時計の姿が。

後ろにちらりと見えているレンガの壁、色が2種類ありますよね?

白っぽいほうが、かつての建物の名残。

 

 

少し近づいてみますと、こんな感じ。

 

実は、造幣博物館は、かつて造幣局にあった火力発電所の建物をリノベーションした施設。

明治44年に建てられた、造幣局構内に残る唯一の明治時代のれんが造り西洋風建物の中にあります。

 

昭和44年に建物の保存を図り、造幣局が保存していた貴重な貨幣を一般公開。

造幣事業を一般公開するために改装して、造幣博物館としてオープンしました。

平成21年にリニューアルオープンして今に至ります。

 

 

年間6万人が来場!海外からのお客様も多いとか。

隠れた人気観光スポットでもあります。

 

 

なぜ、ここに壁が?と言いますと、表にまわるとわかるのですが、

火力発電所だった建物と隣にあった建物をドッキングさせて建てられた

ため、このように貴重な壁面を見ることができるんです。

 

 

 

え?天満界隈に火力発電所???

(´∀`;)(´∀`;)(´∀`;)

 

発電所って、普通は海辺のあたりにあるものじゃ….。。。と思いますよね?!

こちらに関しては、後ほどお話しするとして、

 

 

 

ちょっとタモリ倶楽部ちっくですが⇩こちらの部分を紹介しておきますね。

 

 

 

 

玄関からこんな感じでは、中はもっと凄いのでは、、、

 

高まる期待を胸に、いざ!階段を上って2階の展示室へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の貨幣システム構築に尽力された立役者の方々のレリーフ。

私たちが、安心してお買い物ができるのは、これら功労者の方々のおかげ!

 

 

大隈重信先生、伊東博文先生、小学校の教科書ぶりです。

ご無沙汰しています!

 

グラバー先生、九州の修学旅行ぶりです!

ご無沙汰しています!

と、心の中で挨拶しながら説明を読むと、、、、

 

大隈重信氏は、日本の貨幣単位「円」を提唱。

伊東博文氏は、貨幣制度を確立のために奔走。

グラバー氏は、貨幣を造る為の機械を輸入するため尽力。

右端に写っている五代友厚氏は、造幣局設立に貢献….とあります。

 

※五代さんは、大阪証券取引所や大阪商工会議所のところに銅像があるかたです。

 

 

 

さぁ、ここから先が、造幣局の歴史を知ることができるゾーンのはじまりです。

 

造幣局が現在あるのは、日本で三カ所。大阪・広島・東京にあります。

展示を見ながら進んでゆくと….

 

かつて、この大阪の地が、日本の貨幣制度を一手に引き受け、世界でも有数の造幣技術を

誇っていたという驚愕の事実を知ることとなります!

大阪の造幣局は、当時、世界最大の敷地規模を誇り、最先端の技術が集約されていたのです!

 

実は、、、、

 

造幣局が大阪にあるってすごいことなんだ!!!

 (ノ゚⊿゚)ノびっくり!!

 

造幣局に定められた土地は、以前は大阪城を修理するための財木場だったところ。

現在の地に、建設された理由は定かではないそうなんですが、

明治維新の混乱期において、立地条件を含め、日本の政財界的に諸条件がぴったり

あったのではないかと推察されます。

 

混乱した貨幣市場を整え、より良い国づくりのために貨幣統一をはかるため、

日本の命運を賭けて作られたんですね〜☆

 

 

真ん中には、ガス灯(本物)の展示。

横浜の場所道にあるガス灯が、日本民間初?のガス灯とすれば、

大阪造幣局の構内に灯ったガス灯は、日本初だそう。

 

造幣局では創業当時、貨幣づくりだけではなく、製造に必要なもの、

例えばガス・石炭・電気・薬品類なども自分たちで作っていたんですって!

業務用インクも作っていたそうです。ご先祖様たち、すごすぎぃ〜(驚)

 

そう、、、火力発電所があったのもこういうわけなんです。

 

 

 

 

貨幣作りには、各国からの外国人の技術者などが招聘されましたが

日本人も大活躍!

 

加納夏雄さんは、幕末明治期の彫金家。

刀の鍔などの彫刻技術を駆使して、コインの原型を製作したすごいかた。

その素晴らしい技術が絶賛されたそう!

 

 

 

気が遠くなるほどの、精密な図柄。

 

 

こちらは精密機械製作の匠。

 

 

大阪の造幣局は、世界の造幣技術を集約して、さらには独自の発展を遂げたすごい施設だったので、

貨幣を造り出すということは、色々な産物を生みました。

様々な、工業技術が生まれ広まっていったというのです!

 

製錬技術、レンガで製作、機械工業などなどが進化。

さらには、いち早く洋服文化を取り入れ、ちょんまげを切り西洋化も取り入れました。

 

先日まで、確定申告で苦しんでおられたかたもいらっしゃるかと思いますが、

洋式の帳簿を導入したのもこの頃!

 

外国人との作業もあるので、英会話や工学の基礎知識を学ぶ学校もあったんです。

 

 

この機械は、コインの原型、〝型〟を作る機械。

右端にどでかいコインの型が見えますが、こんなにでかいのを、実際の小さなコインの大きさの型

まで縮小するための機械なんですよ。

 

小さいコインで細かい模様を造り出すためには、一度大きい方で精密な彫り物を施した型を作る

必要があるそうです。

この手法/考え方は、今も変わらず現在の貨幣作りにも応用しています。

 

博物館の中には、子供も楽しめるようにこんなスペースも。

大人ですが楽しんじゃいました。

 

 

お約束のネズミ小僧ごっこもできますよ!

※ぎっくり腰注意!めちゃくちゃ重いです!!

 

 

庶民の憧れ、金塊・銀塊!!!

 

 

自動販売機の仕組みがわかる装置。

これが、案外面白くてはまります!!

 

 

そして、3階の展示室へ、、、、、これでまだ半分ほどですよ★

まだまだ見るところがたくさんあります!!

 

 

 

 

 PART2へ続く……

 

 

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「日本の記念貨幣発行50年記念展」

〜日本の記念貨幣は1964年「東京オリンピック記念貨幣」から始まった〜

 

●3月21日(金・祝)〜3月31日(日)まで

 

●開催時間:午前9:00〜午後4時45分(入館は4時まで)

●場所:造幣博物館(入館無料) 大阪市北区天満1−1−79

 

 

※特別展期間中は、特別に土日も開館。

※当日は、桜の通り抜けの通路にある「造幣局旧正門詰所」内部を公開。

 

★期間中の土日には、ハンマープレス体験(有料:1回100円)、クイズラリーなどが

行われています。ハンマープレス体験では、模様をつけるハンコ(金型)を使用し、

丸い金属を挟み、上からハンマーで叩いて金属に模様をつけるもの。

中世ヨーロッパではこの製法で作られていました。造幣局における貨幣製造ルーツでもあります。

 

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