天神橋新聞は大阪府天神橋の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

天神祭に向けて・大阪天満宮に取材させて頂きました!

 

あと2週間ほどで天神祭が行われますね。

みなさんスケジュールは万全でしょうか。

大阪天満宮のHPのトップも、そろそろ天神祭の雰囲気が出てまいりました。

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大阪天満宮オフィシャルHP→http://www.tenjinsan.com/

毎年熱く盛り上がる天神祭ですが、

天神祭とは一体どういうものか…

ということをご存知でしょうか。

 

天神橋新聞も、ながらくこの地で仕事をしておりますが
お恥ずかしながら、、、、
実はきちんとした理由や御由緒を知りませんでした….

 

天満・天神橋界隈の粋な情報をお届けするのが指名の我々が
こんなことではいけない!!

 

ということで、大阪天満宮の広報をご担当されている
権禰宜の万力さんに色々とお話を聞くことに。

 

今回、初の試みという奉納花火のクラウドファンディングに
ついても伺いました。

 

https://readyfor.jp/projects/tenjinsan/

 

 

 

 

ちょうど先日の星愛七夕まつりの準備をされている最中にお邪魔しました。

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社務所に入るのが初めての天神橋新聞….。

というよりも、天満宮のかたに取材させていただくのが初めて….。
天満宮が大好きすぎて、いろいろな行事に参加しまくってはおりましたが
オフィシャルに訪問するのは初です。

 

 

天神橋新聞「いけない…とっても緊張してきた。。。」

 

と思いながら応接間に案内していただきお会いしたのが

こちらのかた。

広報をご担当されている、権禰宜(ごんねぎ)の万力(まんりき)さんです。

 

 

万力さん「ようこそいらっしゃいました。どうぞどうぞ。」

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神社のかたにお会いするのは初めて、実はケッコー緊張していたのですが
とってもお話しやすいかたで、ホッとした天神橋新聞。

 

 

天神橋新聞

「天神祭まであと2週間ほどなのですが、そもそも天神祭って
どのようなお祭りであるのかということを教えて頂きたく
やってまいりました。色々と教えてください!」

 

 

万力さん

「わかりました。そもそも、天神祭とは、夏越しの祓い・禊祓いの意味合いが
あるんです。」

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天神橋新聞「禊祓い(みそぎばらい)ですか??」

 

万力さん「はい。そうです。大阪天満宮が創祀されたのが949年なんですが
その2年後に天神祭は始まったと言われています。神様の御神威が宿った
鉾を大川で流す鉾流神事が始まったのが951年でして、そこが始まりなのだ
そうです。鉾流神事とは、川に神鉾を流してその鉾が流れ着いた
場所にその年の御旅所(祭礼の際に神様が休憩される場所のこと)を設ける
神事のことを言いまして、その御旅所で禊祓いの神事が行われていました。

神様はこの御旅所ができると陸路で川岸まで降りてこられて
船に乗り大川を下って御旅所へ向かうというのが習わしでありました。

 

今では、大川を下流から上流へ遡りますが、その当時は上流から
下流に下っていたそうです。

 

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以後、毎年、旧暦の6月に鉾流神事が行われるようになったわけですが
その当時の人たちにとって疫病や伝染病というのは脅威。衛生面も
今のような感じではなかったので、特に夏場は病気が流行りやすい
こともあって心配の種でした。そういう災いは疱瘡の神がもたらすと思われていたのですが、神鉾神事はその穢れを祓って浄化し、夏を無事に過ごすための
禊祓いの行事….として人々に信仰・定着していったというわけなんです。」

 

 

天神橋新聞「なるほど・・・」

 

 

万力さん「川を下って神様がいらっしゃるわけですから、
そのうち氏子さんたちが『神様が来てくださるから
船を仕立ててお迎えに行こう!』となりまして、それが船渡御のはじまりと
なったそうなんですね。

お祭りは、その時の景気や世相を反映するといいますが、

江戸時代の中期・後期に一番天神祭が華やかになったと言われています。
それは、時代も変わり侍より商人が力を持つようになり、
各藩の蔵屋敷や米蔵が集まっていた大阪も賑やかになっていったことと関係が
あります。商人たちがこぞってパワーがあることを知らしめるため、
船渡御の船の舳先に人形浄瑠璃やその時代のヒーローを模した人形を作り、
飾りたてて競い合ったのですが、それが御迎人形・御迎人形船になりました。

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天神橋新聞

「街単位で管理していたそうですが、派手なことが大好きな土地柄でもあります
から、どんどんとエスカレートしていったんでしょうね!」

 

万力さん

「そうですね。本当に華やかで盛大なお祭りとして全国に知れ渡っていたようで
当時の文献や武士の日記などにも、殿様がお忍びでこられた…とか、
大阪では天神祭というすごいお祭りがある…と話題になっていたみたいです。
現在、天神祭といえば、花火という印象が強いかたが多いと思いますが、
この花火も、神様がやってきてくださるのだから、喜んでいただけるよう
おもてなしをしよう、お出ましを祝おうという気持ちから生まれたものなんですよ。」

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ちょうど、明日(取材した日が7/6だったため)七夕の行事が大阪天満宮で
ありますが、天神祭というのは、そもそも旧暦の6月25日に行われて
いました。一説には、7月7日の七夕の日に行われていたとの記録もありますが
のちに菅原道真公のお誕生日である新暦の7月25日に行われることに。

七夕に行われていたのは、当時の人々の星信仰に基づいて…というお話もありまして。
現在でも、大阪天満宮では、7月7日から7月25日の本宮までを天神祭の
くくりとして、様々な行事を執り行っています。」

 

 

天神橋新聞
「花火は江戸後期からなのですね!始まった経緯もとっても興味深いです!
道真公のお誕生日の日が本宮というのも知りませんでした。

お祭りに参加することで神様とのご縁がより一層深まる気がします。」

 

 

万力さん
「はい。天神祭は年に1度神様が神社を出て、陸から川へお出ましになり
その道中で、みなさんの暮らしぶりを見てまわられるという機会でもあります。
ぜひ、お一人でも多くお祭りに来ていただいて、神様とのご縁を結んで頂けたらと思います。茅の輪くぐりで夏越しの祓いをして健康にお過ごしいただきたいです。」

 

 

天神橋新聞

「そういえば、いま、大阪天満宮では初の試みというクラウドファンドで
奉納花火のための資金を募集されているのですよね?」

 

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万力さん
「神社としては珍しい試みかと思うのですが、7月15日締め切り
クラウドファンディングを実施しています。奉納花火は企業や個人のかたに
よる協賛頂いているのですが、不況や本社機能の移転などで見合わすところ
もあったり..ということで減少してきております。一時期は5000発上がって
いた花火も諸事情により今では4000発に…と規模を縮小しているのです。
みなさまのご協力のもと、この歴史ある天神祭を盛り上げて、未来へと
継承していけたらという思いでおります。
今回インターネットで募集しているのも、時代も時代ですし、より多くの
かたにこのことを知っていただきたいということでトライしてみました。

今まで、天神祭は戦火や政情によって中止になったり存続が
危ぶまれたこともありましたがその度に、地元の皆さんや浪花っ子のお祭りに
対する熱い思いや心意気に助けられてきました。
ぜひ今回もお力ぞえをいただけたらと思っています。」

 

 

天神橋新聞
「今回、天神祭の由来を聞いてますます、
大阪の宝、天神祭を大いに盛り上げてこれからも伝えてきたいと思いました。
我々、天神橋新聞も頑張りたいと思います!今日はありがとうございました。」

 

 

みなさま。いかがだったでしょうか。

今年の天神祭は、神様とのご縁を願って参加されてみてはいかがでしょう。

 

奉納花火のクラウドファンディングは7月15日まで。

ご興味のあるかたはこちらのサイトをぜひ見てみてください!

みんなで、歴史あるお祭りを盛り上げましょう!!

https://readyfor.jp/projects/tenjinsan/

 

 

 

◉大阪天満宮のオフィシャルHP

http://www.tenjinsan.com/

◉オフィシャルブログ
http://tenjinsan.seesaa.net/

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