天神橋新聞は大阪府天神橋の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

大阪classic絶品お出汁・鉄板酒場まことや本舗

日本一長い商店街、天神橋筋商店街。

 

その起点ともいうべき、天神橋1丁目の入り口入ってすぐの

ところに….

 

大阪Bluesな人情ストーリーを感じるお店があります。

 

 

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そのお店が、本日ご紹介する

 

 

『鉄板酒場 まことや本舗』さんです。

住所: 〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋1丁目11−3
電話:06-6352-6855

昨年の4月にオープンしました。

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店舗の前に、でっかく掲げられている旗は窓に描かれた

独特の文字に・・・

なぜか、ぐっときていた天神橋新聞。

 

 

 

まことや本舗の、まことやフォントなのでしょうか。

 

タマシイの叫びを感じるような文字に惹かれていたのです。

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祖父から引き継がれる・・・

ダシ。鉄板酒場なのにダシ…

 

一体どういうことなのか。

 

 

さっそく店内お邪魔してみましょう。

 

 

 

天神橋新聞「こんにちわー!」

 

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あら?ギターが立てかけてある?

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いらっしゃいませー!

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お出迎えくださったのが、

まことや本舗の店主:木下さんです。

 

 

なんだろ….この親しみやすい感じ…

どっかでお会いしたことがあるのだろうか….

 

 

天神橋新聞「実は、お店がオープンした当日、昨年お花見の取材などで
こちらの周辺を歩き回っていた時に見つけて、お店のスタッフさんとお話ししたことが….」

 

 

まことや本舗・木下さん「色白の、ほっそりした、、、?」

 

天神橋新聞「そうです、そうです。今、店主がいないのでってお名刺いたただきました。」

 

 

 

まことや本舗・木下さん「……あぁ〜!」

 

 

「兄です。」

 

 

 

天神橋新聞

「えっ?あの、色白の、、、ほっそりした、、、草食系な感じの…
つのだ⭐︎某さんのような、パワーを感じるソウルフルな雰囲気の木下さんとは…
ちょっとちがう気が…」

 

 

 

「兄です。」

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天神橋新聞「大変失礼しました。お兄上さまだったのですね。」

 

 

さっそく気を取り直して…

 

 

天神橋新聞「その時に、表にもあったお出汁のことが書いてあって
とっても気になっていたんです。今日は、そのこともお伺いしたいので
よろしくお願いいたします!」

 

 

 

まことや本舗・木下さん「よろしくお願いします〜♬」

 

天神橋新聞:木下さん、こちらのお店はどのような店舗なのですか?
表には、鉄板酒場とありますが、ダシとの関係は?

 

 

まことや本舗・木下さん

いやぁ、実はうちの家は祖父の代から、ずーっと飲食店をやってましてね。
『たぬきや』という屋号で、蕎麦屋さんを営んでたんです。製麺機もあるような。
家族全員、天満育ちという生粋の天満っ子で!
今も、天満市場のすぐ近くに住んでるんですけど….
その後、うちの親父が暖簾分けで、北浜に店舗を出しましてね。
昼は、蕎麦/うどん、定食。夜は、夜定食と居酒屋みたいなスタイルの
食堂みたいなお店をね。
以来30年ほど、ずーっと北浜界隈の皆さんに可愛がっていただいてました。

 

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天神橋新聞:木下さん、ちゃきちゃきの天満っ子なんですね!!

最近、そのような方によくお会いするので、なんか嬉しいです!!

それでそれで?

 

 

まことや本舗・木下さん
そうなんです。小さい時から、お店を手伝ってましてね〜。
お店というものが、常に日常、身近にある環境で…
小学校2年生から出前とか行ってました。(笑)小学校もね、
家は天満なんですけど、店が北浜なもんで、越境っていうんですかね?
北浜のほうの小学校に通ってました。

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天神橋新聞:そうなんですね!学校から帰って来たらお手伝い…
なんだか、ちょっと昔懐かしい感じですね!じゃりんこチエちゃんみたいな感じですかね?!

 

 

まことや本舗・木下さん
18歳で音響の専門学校に入ったんですけど、
19歳のときに、またしばらくお店を手伝うようになって。
でも、22歳くらいの時に、環境を変えたいというか、ふいに大阪を出たくなったんです。
宮沢賢治が好きだったこともあって、ゴールデンウィークに仙台に遊びに行って、
あぁ…ここだ!と思って。

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天神橋新聞:ええー!お友達とかいらっしゃったんですか?

 

 

まことや本舗・木下さん
いや、全くいないです!(笑)フィーリングで決めたというか。
仙台って、大きなアーケード街があるんですよ!僕が生まれ育った、
この日本一長い商店街、天神橋筋商店街と、すごく似てたというのもあったかもしれないですね!

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天神橋新聞:すごい行動力と決断力!そのまま、そちらに?

 

 

まことや本舗・木下さん
そうですかね!?(笑)単純に、仙台いいなぁって、思って。
そっから住むところを決めて、仕事先も決めて、2〜3年ほど暮らしていました。
25歳くらいの時に、天満に帰ってくることになって、
北浜のたぬきやで、また働くことになったわけですが、直後に親父が亡くなりまして。
色々とあって、北浜のお店を、やむを得ずたたむことになったんです。

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天神橋新聞:そうだったんですか…常連さんも残念だったでしょうね…

 

 

まことや本舗・木下さん
いやぁ、ほんとうに…皆さん、惜しんでくださって。。
毎日、自分ところのように通ってくださっていたかたもいらしたので…
当時は、申し訳ないという気持ちがありました。

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天神橋新聞:それで、今のお店をオープンするまでは?またなぜ、天満に?

 

 

まことや本舗・木下さん
僕、北浜のお店をたたんだ後、普通のサラリーマンしてたんです。
飲食から一切離れて。でも、ある時知り合いの方に、千日前にオープンする
BARを手伝ってくれへんか?って言われましてね。
昼は、サラリーマン。夜は、BARオーナーとして2年間ほど頑張ってました!

 

 

 

 

天神橋新聞:木下さん….バイタリティーありすぎますね!!

 

 

まことや本舗・木下さん
しばらく飲食を離れて、また再びBARのオーナーとして働いてみて
わかったのが、やっぱり、俺はお客さんと話すのが好き、接客が好きや!という
ことやったんです。たぬきやの時は、親父とお袋についてるお客さんだったけど、
BARには僕についてくれたお客さんですもんね。それが嬉しかった。
お客さん同士もすっごく仲良くなってね。ひとつのコミュニティーが出来上がってて。
でもそのお店を閉めることになったときに、お店を軸に繋がっているお客さんたちが
どうなるんだろう…せっかく出来たコミュニティーが、もったいないって、なって。。。

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天神橋新聞:それで、こちらのお店をオープンすることになったのですか?

 

 

まことや本舗・木下さん
そうです。そっから2年間、頑張って働いて貯金して!!
仙台にいた時にね、『頼るとこなかったら、いつでもおいでね〜!』
っていうてくれるお店があったんですよ。人情たっぷりの。
昔の食堂って、そんな感じでしたやん?学校とか、会社とか帰りに
立ち寄って、店のおっちゃんおばちゃんと話しながらご飯食べて。
愚痴とか、聞いてもらってスッキリして帰る…みたいな。
そこにいったら、誰かしら知ってる人がいて、お腹も満たされてホッとできる場所。
僕、鉄板酒場いうてますけどね、そういう、お店がやりたくって。
皆んなが集まれる場所。リビングみたいな店。裏テーマは、よろず相談所!!

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天神橋新聞:

今のこんな時代だからこそ、そういうお店が必要かもしれませんね!
昔ながらの人情のある、天満界隈にあるべき空間かも!!
そうそう、木下さん、そのたぬきやさんのメニューって今も、こちらで
食べられるんですか?

 

 

まことや本舗・木下さん
もちろんです!うちの看板メニューなんですよ!
ちょっと待ってくださいね!

 

 

 

待つことしばし。

 

 

出てまいりましたのが、こちら。

お爺さまの代から、変わらぬ味、変わらぬダシで作られた

カレー豆腐です!

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アッツアツ!!♨︎!!!!!

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しっかりと濃い目に作られた

ダシの香りとパンチを感じるカレー豆腐!

お肉に、豆腐にネギに玉ねぎがたっぷり入っています。

 

YES! これぞ、OLD SCHOOL!

懐かしい味!

 

昭和生まれの天神橋新聞記者の脳裏に

子供のときに食べていた街の食堂の味が蘇りました。

 

 

関西人なら、誰しもの舌に残っているであろう、あの味です!

映画・バックトゥーザフューチャーを見ていたあのころ、

2016年なんて遠い未来だった…。

 

今では、おしゃれな食べ物がたくさん登場して、ますけどね、

やっぱ、これよね。この味よね。

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普通に、お酒のお供として、また〆にもぴったりです。

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天神橋新聞:木下さん、この味、懐かしすぎます!おいしい〜!!

 

まことや本舗・木下さん
ありがとうございます!古き良き昭和、ど直球の昔ながらの大阪の味っていうんですかね。
色々、手を加えてないストレートな発想のお出汁。これが、うちのたぬきやのダシなんです。

 

 

天神橋新聞:お出汁がすっごくおいしくて、飲み干しちゃいましたけど
これは何か特別な作り方があるんですか?

 

 

 

まことや本舗・木下さん:実は、爺さんの代から、これまたお付き合いのある
鰹節やさんがいてはりましてね。たぬきやブレンドっていうのがあるんですわ。
僕も、厨房で手伝ったりしてましたし、今も母親が教えてくれたりするんですけど、
詳しいことは、やっぱり爺さんや、親父にしかわからないんです。

 

天神橋新聞:たぬきやブレンド!オリジナルのダシの配合があると…

 

 

まことや本舗・木下さん

カツオや水の量、煮出す時間とかね。こういう昔からお付き合いのあるお店が
あるから、たぬきやの味を再現できるんですよね、、、、これも
先先代から受け継いだ縁だと思うとありがたいです!
あっ、そうそう、これも、ぜひ食べてみてください!

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と、出てまいりましたのが、

 

 

大阪のソウルフード、かすうどんです!

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これまた、ダシがよくしゅんでる!!

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とにかく、お出汁が美味しいので、ツルツルっとあっという間に

平らげてしまいました。

 

 

まことや本舗・木下さん
前にね、表に出ている幟を見て、入ってきてくれたお客さんがいらしてね。
『表にたぬきやって書いてたけど、もしかして、あの北浜の?』って。
なんと、北浜時代の常連さんだったんですよ!新入社員の頃から通ってくださっていたという。
僕のダシを飲んで、あぁ、あの味だぁ…って懐かしんでくださって。。
親父の味が再現できてるって思えて、すっごく嬉しかったですね。
逆に、まったく知らないできたかたは、『き、君がこの味を???』ってびっくりされます。
そら、こんな若造が、いぶし銀の大将が出すような、大阪クラシックなダシの
料理出してたらびっくりしますよね?!(笑)

 

 

天神橋新聞:イヤァ…お出汁の話しを聞いていたら、涙が出そう…
この丼の中に、木下家の家族の歴史が詰まっているんですね…。お爺さまもお父さまも
絶対に喜んでいらっしゃいますね!って、木下さん、お料理のバリエーションすごいですね!!
〆には、ぜったい、ダシものをいただきたいですが、ガパオって!!

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注※まことや本舗さんのメニューは、店主が好きな、得意料理も多々並びます。

 

 

木下さんが目指すのは、街の食堂。

ビール一杯飲んで行くもよし、店でテレビ見ながらボーッと
していってくれてもよし。
とにかく、自分の家のようにくつろいでいって欲しいとのこと。

 

なので、こんなん食べたいというのがあったら、お気軽に!とのことです。

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天神橋新聞の読者のかたに、耳寄り情報です。
まことや本舗さんの、レアメニュー。常連さんがすぐに頼んじゃうので

幻のメニューでもあるらしいのですが…

 

見つけたらすぐ、オーダーしていただきたいのが、こちら。

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プリンプリンの鶏肝のお造りです。

 

天満にある、鶏肉の卸・鳥福さんから仕入れるという新鮮な肝です。

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ごくごく少数しか入らないという絶品お造りですので、見かけたら
ぜぇったい食べるのがオススメ!これを目当てに来店するかたも
いらっしゃるほどだそうです。

 

あまーくて、舌の上でとろけちゃいますよ!

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まことや本舗さんは、ランチも大盛況!

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グリーンカレーのほか、週替わりの丼ものも登場!

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一番人気は、チキン南蛮!

カリッとジューシーな鶏肉に甘酸っぱいソース。

白ご飯が止まりません!

 

 

ご飯、サラダはお代わり自由なところも嬉しいですね!

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そしてそして、、、

たぬきやさんのダシを味わって欲しいと、お味噌汁ではなく

お出汁をベースにしたお吸い物がついています。

 

 

 

カツオの香りがふんわりと鼻腔をくすぐる、絶品お吸い物も

ご賞味あれ!

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まことや本舗・木下さん
僕、根っからの天満っ子なんですよ!天満っ子って、商売人気質というか、
基本、ツレのツレは友達!っていう感覚があるんです。
みんなを巻き込んで楽しくやるのが好きなんで、あそこに行ったら誰か
おもろい人がいる!とか、ホッとできるっていう場所にしたいですね。

 

天神橋新聞:

わかりますわかります!そういう、優しい人情が天満界隈にはあります!

 

まことや本舗・木下さん
今でもすでに、お客さん同士が、金曜ロードショー見ながら
くつろいだりしてる光景が、たまにありますわ…(笑)
なんか、困ったことあったら気軽に相談してくださいね〜
飲食屋ですけど、街のよろず相談所でもありたいんで!(笑)

 

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2ヶ月に1回ほどのペースで、店内でライブイベントも開催しているのだとか。
たぬきやさんのお出汁に舌鼓を打ちながら、ほっこりくつろぎに
まことや本舗さんへでかけてみてはいかがでしょうか。

 

 

最新情報はこちらをチェック!

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まことや本舗・木下さん!ありがとうございました!!

 

 

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鉄板酒場 まことや本舗

住所: 〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋1丁目11−3
電話:06-6352-6855
不定休。
オフィシャルfacebook

 

twitter:https://twitter.com/lonelymoonrabbi

 

 

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