天神橋新聞は大阪府天神橋の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

アジアン食堂 chamcha

今日は曇りがちでしたけど、もう春が来るんだなぁ…って。

 

 

「春がすぐそこまで来ていますよ。」

って、心の中で森本レオさんの声で、この言葉が何ども再生された

天神橋新聞です。

 

 

春を迎えるにあたり、皆様にスパイス摂取して体の中から元気に

なっていただきたい!

 

ということで、

天神橋新聞編集部員も大好きなお店をご紹介したいと思います。

 

 

それがこちら。

 

アジアン食堂chamchaさんです。

 

chamchaとは、ネパール語で『スプーン』という意味だそうです。

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お店があるのは、西天満5丁目。

西天満公園や堀川戎さんもすぐ近くにあります。

 

お店がある界隈は、大通りから少し入ったところにあるのでお昼間でも静か。

 

ですが・・・

ランチタイムになると、chamchaさんのお味にひかれたお客さんが続々と

いらっしゃるので、お近くを通られた方はすぐにわかるかもしれません!

 

 

ビルとビルの間に建っている小さなお店ながら、

心惹かれるものがあります。

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では、さっそく中へ。

 

 

天神橋新聞

「こんにちわ!冬の寒さで弱った身体を癒しにやってきました。

今日はよろしくお願いいたします!」

 

 

 

自然光が差し込む明るい店内。

厨房からはスパイスの良い香りが漂ってきます。

 

 

 「いらっしゃいませ!」

 

 

 

カウンターにいらっしゃるのが店主の小畑さん。

とっても穏やかで優しいかたです!

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カウンターに座り、ふと上を見上げると・・・

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五色のタルチョ(旗)が。

 

インドやネパールなどの写真や映像でよく見かける、あの旗がなびいています。

 

 

※タルチョ=天・風・火・水・地をあらわし、仏様の教えが風に乗って

広がるように願いが込められている旗のこと。

 

 

 

うーん。ステキ。

じっくりとお店を眺めたのは、初めての天神橋新聞。

 

 

しかしながら

 

色々と小畑さんにお話を伺う前に

スパイスの香りに刺激されたのか、お腹がさっそくグゥグゥなってきました・・・

 

 

天神橋新聞

「いけない・・・お話を伺う前にエンジンが切れてしまう!

一刻も早くスパイスを早く注入せねば!まずは、ランチをお願いします!」

 

 

前のめりな天神橋新聞に、微笑んでくれる小畑さんが

「本日はこちらになります。」と

指し示してくだったのがランチメニュー。

 

 

 

chamchaのランチメニュー

 

◉ガパオライス(タイ風の鶏のバジル炒め)

◉ほうれん草のチキンカレー

◉ポークキーマカレー

◉南インドのココナッツチキンカレー

◉チョウメン(ネパール風焼きそば)

 

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※カレーのメニューは変わることがあります。

 

 

天神橋新聞

「では、この南インドのココナッツカレーをお願いします!」

 

「は〜い!では、ご用意しますね!」

 

 

待っている間に、店内をもう一度、ぐるり。

 

 

おぉ…. カフェのような可愛くてほんわかする空間に

エスニックなカレンダーや、小物…

 

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キッチンの棚には、いろいろなスパイス。

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そうこしているうちに・・・

 

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「お待たせしましたー!」

 

 

やってまいりました。chamchaランチ。

 

ダルスープに、ココナッツカレー、サブジ、そして

ターメリックライス。

 

 

とってもボリューミー!

750円也。男性でも大満足の量です。

 

大盛り(カレーのルーも増えます)は850円也。

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ココナッツの甘い香りが漂うカレー。

骨つきのチキンが2本も入っています!

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野菜の炒め煮・サブジ

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豆とスパイスの優しい味が魅力のダルスープ

ネパールでは良く食べる、お味噌のような存在です。

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まずは、熱々をひと口。

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お、おいしい・・・

 

 

「ダルスープとカレー、ご飯、サブジなどを一緒に混ぜて食べると

なお一層美味しくなるのでオススメですよ。」

 

 

とアドバイスいただいたので・・・

混ぜ混ぜ。

 

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はふっ。

 

 

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お、おいしすぎる!!

 

このままでは

ただの天神橋新聞のランチタイムになってしまう・・・

 

ということで、改めまして。

 

 

天神橋新聞

「前から何度か、個人的にランチを食べに伺っていたのですが、

chamchaさんのことを教えてください。こちらはどのようなお店なんですか?」

 

 

モグモグ。

 

 

 

モリモリ食べる天神橋新聞を優しく見守ってくださる小畑さん。

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小畑さん

「うちのお店は、ネパール料理を中心とした、アジア各国のお料理を出している

お店です。私が旅先で出会った美味しい料理を再現してお出ししています。」

 

 

天神橋新聞

「さっきから、思っていたのですが小畑さんは、ひょっとして

昔、何か旅行関係のお仕事とかバックパッカーをされていたのですか?

内装もそうですし、小物なども本格的で素敵ですよね。」

 

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小畑さん

「いえいえ。前は、南森町にある写真スタジオで仕事をしていたんですよ。」

 

天神橋新聞

「そうなんですね!なぜ、今のお店を始めることになったのですか?」

 

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小畑さん

「撮影の仕事で海外のいろいろなところへ行くことが多くて・・・。

アジアにはまるきっかけはスリランカです。しかも、初めてのアジア旅行の行き先が

スリランカ。最初は、カルチャーショックがあったんですが、1週間ほど滞在

しているうちに惹かれるようになりまして。そのことがあってから、アジアに興味を抱く

ようになって、香港やバリ島、タイ、ベトナムなどアジア各地をお仕事やプライベートでも

数多く訪れるようになって、ますます好きになっていったんです。」

 

 

天神橋新聞

「なるほど。。。ネパールに行かれたのもその頃なんですか?」

 

 

小畑さん

「いえいえ。そこから、ネパールに行くまでにはちょっとブランクがあるんです。

ある日、『友達がヒマラヤを見てみたい!』と言ったひとことがきっかけで

ネパールに行くことになりまして。カトマンズから車をチャーターして、目的地

であるポカラまでの旅をしましてね。いろいろな村を巡ったり。ポカラでは

プチトレッキングを体験しました。訪れたのは1月でしたが、昼間は暖かいので

トレッキングコースを歩いたり・・・。ヒマラヤはとても美しかったです。」

 

 

 

4.2 JP

 

 

天神橋新聞

「はじめてのネパール、印象的だったでしょうね!

我々もいつか行ってみたいところです。それからそれから?? モグモグ。」

 

 

小畑さん

「その時に、ネパールに行くなら、いい人がいるよと紹介してもらったのが

現在の主人でして。彼はすでに日本に来て随分長く住んでいた人なんですが

現地にいる彼の弟も日本語がペラペラということで、色々と手配してもらいました。」

 

 

天神橋新聞

「知らない土地で、現地のかたがいらっしゃると心強いですもんね!

それでそれで? モグモグ。」

 

 

小畑さん

「そこから、いろいろなご縁があって、今の場所にお店を開くことになったんです。

天神橋界隈は、前職含め、ずっとご縁があって好きな場所。静かで落ち着きます。

都会のようで庶民的。お祭りがあったり…ね。仕入れも天満市場です。」

 

「chamchaでは、私が出会ったネーパルの家庭料理、アジアの家庭の味を提供しています。

前の会社を辞める前から、こんなお店をやってみたいなぁとい思いが漠然とありました。

その時は、ネパール人のコックさんを雇って、私はおいしいご飯を食べれる〜♬なーんて

思っていましたが、自分で作ることになりました(笑)。今でも、主人の実家に

帰省した時や旅行に出かけたおりに、家族に習ったり現地で食べたりして、

勉強しています。」

 

 

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天神橋新聞

「なるほど!chamchaさんのお料理は、他のエスニックなお料理を出されるお店と

ちょっと違うな…、優しさを感じるな…と思っていたのですが、家庭の味・おふくろの味を

再現されていたからなんですね!」

 

 

ちなみにネパールのお料理は、インドや中国、チベットなどの要素が混じり合った感じ。

多民族国家なので、民族や地域ごとにバリエーション豊かなお料理があるそう。

使うスパイスの種類も、インド料理などに比べて少なめ!

 

クミン、ターメリック、コリアンダーなどはシードもパウダーも両方よく使うんですって。

味付けも至ってシンプル。塩、にんにく、唐辛子などを料理ごとに分量を使い分けて作ります。

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メティというこんな珍しいスパイスも。

オイルでじっくり炒めて香りを出して使います。

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オイルといえば、こちらもネパールならではのものがあるようで・・・

(おそらくマスタードシードオイルの一種)

 

現地から持って帰ってこられたそうなんですが、

濃いごま油のような、ナッツのような香りのオイルを使うそうです。

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また、ネパールの家庭料理は、料理自体をそんなに辛くせず、

その代わり添えるタレやソースを辛くしておくとのこと。

さらには、唐辛子(青唐辛子、赤唐辛子など)をかじりながらおかずやご飯を

食べるとか!!

 

ひぃーーーーー!

 

想像しただけで、口の中がファイヤー!

 

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お肉はチキンや水牛が主流。ヤギなどは、お祭りの時に食べます。

 

小畑さん

「ネパール料理で印象的だったのは、お祭りの時に食べた骨つきの鳥のカレーかな。

びっくりしたけど美味しかったのが、水牛のユッケ。

あとは、帰省した時に親戚が食べさせてくれた、水牛のちょっとスパイシーな和え物!

とってもおいしいんです!!あっ、うちの夜のメニューでも出しているんですよ。

さすがに水牛は手に入りにくいので、鶏肉に変えていますが、オススメです。」

 

 

そんなことを聞いたら・・・

昼chamchaだけではなく、夜chamchaも体験したい!

 

 

そうそうにカレーを平らげ、再び夜にchamchaへ伺った天神橋新聞。

 

 

 

 

 

天神橋新聞

「すいません!!夜メニューにも惹かれてやってきました!

昼間と違ってカウンターになにやら魅力的なものが増えてますね!」

 

 

 

小畑さん

「天神橋新聞さん、お酒がお好きそうですね・・・笑」

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天神橋新聞

「挨拶も早々にですが、例の、例のあれをオネガイシマスっ!」

 

小畑さん

「これですね?わかりました。」

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出てきましたのがこちら。

 

 

チキンのスパイス和え。チキンチョエラです。

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珍しいインドのワインがグラスでいただけるとのことで

お供にはこちらを。

 

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そして、夜メニューで人気のこちら。

台湾料理をフューチャリングした「切り干し大根の玉子焼き」

 

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「これおいちぃね!」

 

 

「えっ?!」

 

ほろ酔いの天神橋新聞が目にしたのは、かわいい坊ちゃんの姿。

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なんと、お店の真向かいに住む常連さんでした。

彼は、chamchaのダルスープが大好き。切り干し大根の玉子焼きも大好き!

ダルスープ好きだよ!と自ら教えてくれました。

 

 

 

ということで、

chamchaでのおいしいご飯の食べ方を教わると・・・

 

 

ターメリックライスの上に玉子焼きをのせ、ダルスープをかけまわし

スプーンで混ぜる!

これが一番おいしい食べ方なのだとか。

 

確か、天神橋新聞がお昼間に小畑さんに教えていただいた

カレーの食べ方と同じ・・・

 

 

さすが常連さんです!!

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ぱくっ!

 

おいしそうに食べるところを見せてくれました。

お話によると、もうすぐお父さんのお仕事でイギリス(!!)へ

行ってしまうので、最後のご飯をここで食べたいと

お母さんと一緒にやってきたのだとか。

 

 

御年2歳半にして、スパイス料理を味わう男!!

将来が楽しみです!!

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インドワインとかわいい常連さんとの会話を楽しんでいると

ダンデイな男性が、ご来店。

お店の奥へ消えたかと思うと、厨房へ・・・

 

 

「いらっしゃいませ!」

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お仕事帰りにお店に立ち寄られた、

小畑さんのご主人のブバンさんでした!

 

 

「取材に来てくれたんだよね!ありがとうね〜!」

ネパールのかたとお伺いしていましたが、イントネーションは

完全に関西のおっちゃんです!

 

目をつぶって聞いていると、コテコテの関西のおっちゃんの会話が

カウンターごしに聞こえて来ます….

来日して35年だそうです。

 

 

とっても気さくで明るいブバンさん!

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ネパールのお話や、お酒の話などでも盛り上がりまして、、、

それならこれ呑んでみて!と振舞ってくださったのが

ネパールのお酒、ロキシー。

 

 

お米と水が原材料で、ネパールでは各家庭で作るお酒なんだとか。

これを現地では、皆さん焼酎感覚で呑まれているそうで・・・

 

なんと、65度もあります!!!

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ストレートで呑むのが一番とのことでひと口、グビリ。

 

喉をアルコールが駆け抜けていきます!

が、ほんおり甘くておいしい!!

 

 

ネパールではお祭りの時に、老若男女、子供にも

お神酒のような感じで、このロキシーがまわってくるそうで、小さな頃から

慣れ親しんでいる味とはブバンさん談。

 

気がつけば、chamchaさんの常連さんがちらほらご来店。

カウンターに座ったみなさんは、すべてご近所の方でした。

タンドリーチキンを分けて頂いたり、ワキアイアイとおしゃべりさせていただきました。

 

 

これも明るい小畑さん、ブバンさんご夫妻の醸し出す空気感なればこそ。

 

 

そうそう。

 

chamchaでは、ブバンさん特製の ネパール料理・モモもいただけます。

皮も自家製!赤いのは、トマトをベースにした甘みのあるソースです。

 

 

ひき肉と、ほんのり控えめなスパイスの旨味があいまって

たまりません!ひと口サイズなので、アツアツをほおばってみてくださいね!

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あまりの盛り上がりに・・・

きっとネパールの神様も、笑っていらっしゃることでしょう。

 

小畑さん、ブバンさん、常連さんと楽しいひと時を過ごさせていただきました。

 

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※ブバンさん曰く、こちらは商売の神様。ネパールのえべっさんだそう。

 

 

 

小畑さんの作り出すおいしいアジアの家庭料理がいただけるchamcha。

昼も夜も、みなさんにぜひ訪れていただきたいお店です!

夜にはブバンさんに出会えるかも?!

 

その時には、ネパールのこともぜひ、聞いてみてくださいね!

 

 

 

 

小畑さん!ありがとうございました!!

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アジアン料理 chamcha

大阪市北区西天満5丁目3−9

TEL 06−6364−5557

 

ランチタイム 11:30〜14:30(L.O)

ディナータイム 17:30〜22:00(L.O)

 

定休日 日曜・祝日

 

1階8席 2階8席。

 

http://www.chamcha105.com/chamcha/home.html

 

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